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人民はイナゴである

自分の生活スタイルが日と共にあるような生活を始めて、毎朝のランニングが、基本的な私の思考の整理の時間である。

高校時代の時に、#司馬遼太郎 さんの#項羽と劉邦 を読んだ。
中国の秦が滅ぶ下りの中で、陳勝・呉広の乱を解説する所がある。
当時の中国大陸はかなりの混乱状況で難民がかなり出ていた。
その難民が反乱を起こした陳勝達の所に集まる。
でも多くの人民が食べていける食料が大量にあった訳ではなく、内部崩壊していく下りがある。
その中で、大量発生したイナゴが大移動してあらゆる食べ物を食い荒らしていく公害と、大量の難民の動きをイナゴに例える下りがあり、若い自分の心に突き刺さった事を何故か思い出した。

難民は勝手にご飯が食べられると思い移動し、食べられないと分かると勝手に反乱の中で反乱を起こす。誰かのせいにして状況はより悪化する。

【私はイナゴなのか?私達はイナゴで良いのか?】

高校時代の私は、このイナゴの下りを見た時に、物事を客観的に見てから自分の主観に落とし込み行動出来るようにしないと行けないと強く感じた。自分の意思をしっかりと持った形で、物事をしっかりと見て行こうと。

現在は、マスメディアは問題が起こると誰かのせいにし、コロナ禍で人々は、困った事を誰かのせいにしたがる。それに同調したがる。
ましては人間は、資本主義経済に罪を擦り付け、地球と言う資源をイナゴのように食い潰し破壊しようとしている。

そこには主観で見ている様に見えるが、客観的に見る事を忘れ、誰かに動かされている事に同調している事を理解しなくては行けない。
そして私たちは、人に責任を押し付けるのではなく、自分で考え、自分の責任の元で動いていかなければならない。

私は自分が今までに感じて大切にしたい事を、自分自身で考えたことが共感できる仲間とやってこのnirsiの活動を楽しく作って行きたいと思っている。

そんなことを考えながら大木の松の木に問いかけてみる。

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